本当に憎まれているのかは謎?
ただ、憎まれっ子がいるからこそ時代は動いていく
2014年7月13日
夏本番の菊川湖を舞台にPBT第三戦の開催が悪天候の為、中止となった。
豪雨の中 早朝から高速をぶっ飛ばして集まってきたバス狂いのPBTメンバー
誰も中止を予測できず雨宿りをしながら
「もう少し弱まれば最高の天候なのにね!」って
今、冷静に考えてみるとあれは中止勧告が出されても不思議じゃない天候でしたね!(笑)
と言うことで11月2日となったPBT第3戦振替戦 事実上の最終戦で年間成績もこの一戦で
大きく入れ替わるとあってAOYを意識する選手、クラシック大会出場権を意識する選手、
ライバル心むき出しの選手と各選手がそれぞれの思いを持つ大会となった。
プラでは 「釣れない訳ではないが釣れる訳でもない」 と言った印象だったが
ふたを開けてみれば、ぶっちぎり優勝と言う幕切れに・・・
今シーズンは強かったなぁ~と言うしかないのが無念でならない!
朝のミーティング せっかく写真を撮っているのでここで使います。
フライト順が決定
しかしここにきて 田中・児玉ペアが1番フライトとは・・・
と思っていたら ほらこのとおり・・・
この ふ抜けた笑顔が憎たらしい(笑)
そして児玉選手おめでとうございます。
結果はご覧のとおり
PBT第3戦振替戦 優勝ペアは田中/児玉ペア
2位のペアに約1200gの差を付けての優勝と田中選手はビックフィッシュ賞のおまけつき・・・
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まずは結果発表から
優勝 田中/児玉選手 4740g
ついでにビッグフィッシュ賞1790gの魚
メインエリアを藤本選手がよく入るフラットの外れ(スロープ下流のフラット)
プラの時点でいつものアウトサイドに魚が薄いのに気付いており
当日は急な落差のあるインサイド側のブレイクをタイトに狙った
リグは18gのキャロライナーリグにエスケープツイン。そして、ハッスンのネコリグ。
キャロはブレイクの真下に潜むバスにタイトにワームを入れるためリーダーは短めにして
ワームの移動距離を抑えるという技を使っていた。ハッスンはちょっと動かしては緩めの繰り返しで、ボトムをしっかりとることを意識。
児玉選手は巻きの釣りを展開していたが田中選手の無理やりなアドバイスの末
ヘビキャロ(ドライブシュリンプ4.8)にリグを変更、沈橋エリアで優勝を決定付ける一本を追加。
田中選手はビッグフィッシュ賞も獲得し完全試合だった!
スタート前から釣りそうなニオイ プンプンしてたんだよ この二人は!
第2位 小林・坂田ペア 3550g 3FISH
毎週プラに言っていた小林選手と神の子坂田選手
このペア やっぱり釣ってきますね!
朝一から得意のスロープ前のワンドの岩盤で1本目をフットボール その後ベイトの反応に合わせて
ビッグスプーンで2本目を追加 そのエリアに見切りをつけると移動を繰り返しながら
段畑でついに神降臨の時を迎える 水深15mでのスモラバにレッグワーム
ボトムに落ちるまでの時間を利用し
ツイッターでつぶやくという余裕の時間を過ごしながらの痙攣シェイク
アタリの後の口の中でのシェイクがキモのようで小林選手にとっても貴重な1本を追加
もう大学生になっちゃうんですよ もう神の子は返上ですね!
第3位 GUTS・須藤ペア 3390g 3FISH
このペアはいつ見ても釣ってきそうな気配がする。
スタートからスロープ前を陣取ったGUTS・須藤ペア
粘りの釣りでリミットメイク達成!
ベイトの動きを観察し 少しずつ移動しながらの釣りはさすがです。
水深3メートル付近でフットボールで釣ると スパ10で2本追加
バラシもあったものの入れ替えもあり この笑顔はいい釣りができたと思われる。
GUTS選手のリミットメイク率は80% 5試合中4試合のリミットメイクは流石です。
ここでわたくし事で申し訳ありませんが 唯一リミットメイクを逃したときのノンボーターが私です。
責任感じちゃうなぁ~(笑)
そして、インタビュー
写真撮りますよって言ってるのに誰一人こっち向きゃーしねーし
向いたと思えば「コマネチ!」って オイ!
4位 中崎・石橋ペア 2470g 2FISH
一本バラシちゃったんです。
悔しそうに言っていた中崎・石橋ペア
でも、石橋選手との初ペアで堂々のウエインです。
石橋選手も来シーズンからはフル参戦の予感!
またまた、手ごわい若手選手が増えていき楽しみになってきました。
5位 西岡・三澤ペア 1180g 1FISH
菊川湖 釣行2回目の西岡選手と
2回のプラでなんとなく魚の位置はわかっていたつもりの三澤選手
最終フライトと言うことで各選手の動向を見ながらのエリア選択で
誰もがスロープ方面へ行く中
三澤 「まずは水中島でも行ってみる?」
西岡 「水中島? そんなんあるんですか?」
三澤 「・・・」そして爆笑
こんな感じでメチャメチャ楽しかったです。
自分のわがままに付き合ってくれた西岡選手ありがとう
ベイロンに40㌢後半2匹がチェイスしてきた時は大興奮でした。
1匹でAOY争いから脱落した私ですが、実はこの一匹が無かったらクラシックも逃していたという綱渡りだったんです。加齢臭と共に、変な汗がタラタラと流れる大会でした。
6位 河口・高冨ペア 1030g 1FISH
朝一に段畑へ直行した模様の河口・高富ペア
おそらくベイトを追っかけ回しながら 地道な作業を繰り返していたのだろうと思われるが
早い段階でいつもの岬で姿を発見できた。
島に到着後 すぐに高冨選手のロッドがしなっている 西岡選手いわく テキサスですよ
あいつ最近テキサスばっか投げてるから!とライバル心剥き出しのコメント(笑)
そして、数秒後
「ナイスフィーーーーッシュ!!!!!!」
河口選手の甲高い雄叫びが響き渡ることに(笑)
でも、最近河口さんは自分で釣った魚をライブウウエルに入れてないって言ってたよなぁ(笑)
これこそがペア戦だもんね!
獲得ポイントは以下のとおり
開催日 11月2日 開催地 菊川湖 | ||||||
順位 | NAME | ウエイト | キャッチ | ウエイト.P | 順位.P | 獲得P |
1 | 田中/児玉 | 4740 | 3 | 470 | 1000 | 1470 |
2 | 小林/坂田 | 3550 | 3 | 355 | 900 | 1255 |
3 | GUTS/須藤 | 3390 | 3 | 339 | 830 | 1169 |
4 | 中崎/石橋 | 2470 | 2 | 247 | 780 | 1027 |
5 | 西岡/三澤 | 1180 | 1 | 118 | 750 | 868 |
6 | 河口/高富 | 1030 | 1 | 103 | 720 | 823 |
7 | 藤高/森本 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
8 | 為近/中熊 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
9 | 長岡/山縣 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
BF賞 田中大介 1790g |
※その他 名言集
藤高・森本ペア
森本選手 「魚のいるレンジはやってないってことですね!」
為近・中熊ペア
為近選手 「試合に勝とうと思ったらスタイル変えるのも必要よ!」
長岡・山縣ペア
長岡選手 「あっ!三澤さん! そこ何回も入り直したのに~!」
山縣選手 「・・・」
そして
2014ポットベリーバストーナメントAOYは田中大介選手に決定
シーズン通して強かった田中選手おめでとうございます。
順位 | 氏名 | T1st | T2nd | T4th | T5th | T3rd | 合計 |
1 | 田中大介 | 1436 | 1501 | 1103 | 1470 | 5510 | |
2 | 須藤健 | 1045 | 1052 | 1501 | 1169 | 4767 | |
3 | 三澤智治 | 1436 | 1256 | 1180 | 868 | 4740 | |
4 | 長岡宏樹 | 1333 | 1364 | 832 | 953 | 4482 | |
5 | 児玉大樹 | 1333 | 707 | 953 | 1470 | 4463 | |
6 | GUTS | 1045 | 1052 | 1094 | 1169 | 4360 | |
7 | 河口眞之 | 1237 | 1256 | 1013 | 823 | 4329 | |
8 | 森本拓造 | 1081 | 1148 | 1288 | 741 | 4258 | |
9 | 為近孝良 | 1138 | 806 | 1386 | 863 | 4193 | |
10 | 中崎優斗 | 912 | 1228 | 797 | 1027 | 3964 |
この成績を受けての年間成績が出されました。さて、クラシックの行方は・・・
大会前の順位は
1位 田中 2位 長岡 3位 須藤 4位 森本 5位 河口 6位 為近 7位 三澤
8位 中崎 9位 藤高 10位 GUTS
しかし、2.長岡、4.森本、6.為近、9.藤高が、まさかのノーフィッシュで100P。
大会後の結果は *氏名(順位の変動)
1位 田中(+-0) 2位 須藤(+1) 3位 三澤(+4) 4位 長岡(-2) 5位 児玉(+6)
6位 GUTS(+4) 7位 河口(-2) 8位 森本(-4) 9位 為近(-3) 10位 中崎(-2)
優勝した田中選手のAOYはわかっていたものの、それ以下は混戦で誰が出れるのか分からない状態でした。
特筆すべきは4戦終了時点でTOP10圏外だった児玉選手が一気にまくって5位!
そして、4ランクアップのGUTS選手。「今年は自力出場ばい!」って喜んでましたもんね(笑)
あまりに悔しいのが8位の森本選手。トータル4258Pは決して悪い数字ではない。昨年のボーダーポイントは4176Pなのだから。それだけ今年はハイスコアな年であったということだろう。
為近選手もクラシックの扉の取っ手まで手が届いていたのですが・・・。
一方で、最終戦を4位という悪くない成績で決め、クラシックへの切符を手に入れたかのように思われた中崎選手は2ランクダウン。これは1戦切り捨てるというPBT特有のルールの被害者(笑)である。平均的にポイントを稼いでも上には上がれないのがPBTなのである。とても厳しいです。
2014年PBTクラシック出場選手の発表です。
2014年PBTクラシックは2014年の年間成績上位7選手によって行われます。
田中選手・須藤選手・三澤選手・長岡選手・児玉選手・GUTS選手・河口選手が
出場権を獲得しました。
尚、上記出場者が辞退した場合は、年間成績10位までの選手が順に繰り上げ出場となります。
クラシックの会場の抽選は
2014AOYの田中選手が抽選を行います。
①小野湖 ②菊川湖 ③弥栄湖
4年連続で小野湖になっています。そろそろ他の場所でも開催してほしいという気持ちもありますが、春の小野湖は魅力だしねぇ!?
その結果は・・・
と言うことで①小野湖に決定です。(笑)
この日一番の仕事をしたと称賛される田中大介選手でした!
集合写真を撮ってないことが判明
皆さん、こう言う事に気付いたら教えてくださいね!
2014PBTも事故なく無事に最終戦を迎えることができました。
2015は更なる飛躍で楽しいトーナメント運営をしていきます。
来シーズンもご参加お待ちしております。
ありがとうございました。