今年もツアーシーズンの幕開けです。
今回のプランは水曜日にプラクティスに入り、魚のいる場所は確認できていたので、後はバックシートに釣ってもらうだけという作戦です。
ペア抽選の結果は・・・なんと!坂田君がバックシートです。彼は中学2年生ということで、私の長男と同じ学年ですが、中学生で参加者の多くが大人のトーナメントに参加するという行動力の持ち主です。ある意味尊敬に値します。
小野湖はあまり詳しくないとのことなので、おじさんが主導権を握ります。
向かった先は、大田川筋の島です。ここにはバスを引き寄せる木が生えており、プラクティスでも確認済です。でもまずは、季節の進行も考慮して、アフターから回復しかけているであろうママを狙って、ブレイク際をシャッドでスローにステディリトリーブしてみます。もちろん坂田君には何をするのかは説明していますが、魚からの反応がありません。(坂田君は頷いて反応してました)
次にプラクティスでもプリの1000g程度のバスは確認している「バスを寄せる木」に向い、坂田君に「この木の根元にはプリスポーンのバスが必ず入ってくるから!」と説明して、1投目でフォーリングで喰ってきました。解説付きでバスを釣ったので、坂田君からは「スゴイ!」と賞賛の声が上がりました。ジャスト1000gでした。オヤジの面目躍如です。
しかし、ライブウェルのポンプがエア噛みして、水が入って来ないのでとりあえずランディングネットにバスを入れて水につけておくように坂田君にお願いして、ポンプの手直しを終えると「バスがいません!」との声!そうです長年使用してきたネットに穴が開いており、バスをリリースしてしまいました。非常に残念でしたが、この時点ではまだまだキャッチできる自信がありましたので「大丈夫、また釣ればいいから!」と大人の余裕を見せておきます。
しかし、後が続かないので南側の浚渫跡と島との間のフラットにフィーディングで入って来る魚を狙って、ジグヘッドワッキーを投入!押さえ込むようなアタリがあり、合わせると850gのバス(プリスポーン状態)でした。
その後しばらくバイトの無い状態が続いたので、場を休ませようと水産試験場前のシャローを攻めますが、坂田君がコバッチを1本釣ったのみで終わり、また島へ戻ろうということになり、戻る途中で浚渫跡の東側に尾根状のシャローがあり、ベイトが多数映りましたので「アフターの魚がフィーディングで上がってくるかも」のアドバイスを聞いてくれて(実に素直なパートナーです)なんとラインの先にはバクラトスイマーが!こんな高いワームはオヤジは買えません。でボトム付近を巻いているなーっと思って見ていたら、ロッドを大きく合わせて巻きまくっています。ボート際まで寄せて、思わず2人で「デカイ!」推定47か48はあろうかというアフターのママです。ネットを差し出そうとしたら、大きく反転してオートリリースしちゃいました。その後もバイトはあるようでしたけどキャッチにはいたらず、残念な結果となってしまいました。
しかしながら、ペアトーナメントの楽しさを十分に堪能でき、楽しい一日でした。坂田君が次回も参加してくれることを期待しています。