今回は十分すぎるほどのプラクティスを重ねて、魚の居場所はバッチリ把握して
大会に臨みました。しかしキッカーフィッシュとなる魚の居場所が掴めていなかった
のが不安要素でした。
大会のプランは、プラクティスの結果を踏まえて、段々畑跡でキーパーを入れ替
えながら3200g~3400gのウエイトを確保して、キッカーフィッシュを探しに岬やイン
レットを巡って、あわよくば1500gのキッカーを獲って3800gにして優勝する。という
理想プランを描いていました。
しかしながら、大会当日は強風と雨で水温は前日より2度程度下がり、タフコンディションになってしまいました。プランを阿部君に説明しながら、段々畑跡に入り、念の為、私はバイブレーション、阿部君はスピナベでシャローをチェックしましたが、まったく反応がない。
段々畑のブレイクやゴロタ石が点在する水深3~4mラインを、インチワッキー(1/16oz)+スワンプ、ネイルボム(3/32oz)+デスアダーカーリー:ワームはいずれもスカッパノン。でネチネチと攻め続け、阿部君はハンハントレーラーのダウンショットで攻め続けキーパーを入れ替えながら、ようやく1100g,1000g,950gの魚を揃えることが出来ました。合計で3050gでこのエリアを見切ったのが12:00近くになっていました。
前日にベイトが良く入っており、バスの反応が良かった「河口岬」にキロフィッシュを求めて入り、阿部君が岬先端に放った第1投目のダウンショットに待望の1100gが食ってきた。合計ウエイトを3200gまで伸ばして(大会中は秤が狂っており、常に100gマイナスの表示でしたので本人たちは2900gだと思っていました。)、インレットの攻略に向かいましたが、小方艇が陣取っていたのであきらめて、別のインレット(中野川)に行きましたが、全く反応がないまま、魚が見えなくなってきてダラダラと流して会場の対岸まで来てしまいました。
時間的にも最後のエリアになると思い、ショートポイントのサイド側にレイダウンが絡む場所で、ネイルボム+デスアダーカーリーをレイダウン際を枝に絡ませながら巻いて行くとゴンというアタリがありランディングしてみると1220gの魚で、ようやく最後の入れ替え完了、この時点で時間は13:45でしたので会場に戻りました。
最後の最後まで本人たちは合計ウエイトは3100~3200gだと思っていたので、検量の順番がくるまで、二人で一喜一憂していましたが、最終組の検量で3420gと表示された時には、日頃おとなしく紳士的な私もドラマチックな展開に思わず、ガッツポーズで叫んでしまいました。(今思うと「ワッショ~イ!」て叫べば良かった…)
今回もノンボに助けられ、3本中2本は阿部君の魚で(最大魚は私というところが救いでした)獲って欲しいところできっちり獲ってくれるパートナーって本当に頼りになります。この優勝は阿部君の腕(と、私の完璧な戦略?)の賜物です!たまにはいいでしょ?
メインタックル
ロッド:カリスマスティックKS64UL
リール:カルディナKIXS2504
ライン:TDフロロ5lb
ジグヘッド:インチワッキーiガード(1/16oz)
ワーム:スワンプクローラー(スカッパノン)