プラクティスは数回入り、上流の駐車場下(民家の基礎のようなマンメイドストラクチャーがある)をメインエリアとすることを決めた。プラからの感触では3000gで5位。そこから100g刻みで一つずつ順位があがって、3500gを優勝ラインだと捉えた。結果的に自分の順位も優勝ウエイトもビンゴ!だったのだが、大会中はそのウエイトとの距離感がつかめずに、上手い試合運びが出来なかったことが一番悔やまれる。
朝一はバッテリーに不安を覚えながらも、プラクティス通りにスロープ対岸の岬~駐車場下へ。まずは岬から。ここは前日に50cm、1500gオーバーをキャッチしている。ただ、ここも回遊のようで、バイトのないときは一切なかった。なので、タイミングを見て数回入ることにした。まずはジグヘッドのフォールで探る。数投目にゆっくり沖にラインが走った。じっくりとスイープすると、すっぽ抜け。ハッスンSFには歯型がバッチリ入っていたが、バイトが浅かったようだ。少し打ち込んでもバイトが続かないので、本命の駐車場下へ。
すでに河口艇が陣取っている。河口艇はど真ん中の石垣のあたりに居るので、断りを入れてからシャローをヴォルケーノⅡ(バズベイト)で流していくがバイトはない。そこで、河口艇の上流側に場所を決める。河口艇が4mあたりを中心に狙っているのに対して、私は2.5~3mのハードボトム。そして、点在する岩。ここに回遊してくるバスが今回のメイン。
すぐにパートナーの羽田野君にバイト。しかし、ジャンプ一発でばれる。「それはばらしちゃダメでしょ~」と優しく声を掛ける。まだ、余裕があったからね。しばらくして、私のジグヘッドにバイト。しかし、フッキングで切れた・・・・。普段使い慣れない4lbをチョイスしたのが悪かったのだろうか。すると、羽田野君に待望の1匹。600g強を小ぶりだが、まずはキーパーだ。すると「これ、どうしたらいいのでしょうか?」と羽田野君。見るとバスの喉に私のジグヘッドが・・・・(汗)でかいのをバラしたと思ってちょっと落ち込んでいたが、思っていたよりサイズが小さいことにビックリ。そして、同じバスが食ってきたということで、バスの全体量がそんなに多くないのではないかと考えた。それだけにミスは許されないなと。
すぐに、羽田野君にバイト!しかし・・ばらす。「それはダメでしょ!!!」もう、余裕はない(笑)帰着後、周りの人に「パートナーに厳しいな~。あんな言い方しなくていいのに。羽田野君固まってたよ~」って言われました。はい・・・余裕がなかったです。普段は優しいお兄さんなので、心配しないでPBTに参加してくださいね。
その後も羽田野君にだけ、バイトが続く。しかし、抜けたり、ばらしたりとキャッチに至らない。自分にはバイトゼロ。何が違うの???こんな時は真似るに限る!ワームの色を当っている赤系(ライトグリパンのレッドラメ。私の手持ちで精一杯の赤系です。)に換え、リグもダウンショットに変更。そして、一投目になんとキロフィッシュ!こんなに違いが出るとは思って居なかったので、正直ビックリした。赤が当っている理由は分からないが、ダウンショットは水温の低下が少なからず影響しているのではないかと思う。前日から2℃ほど水温が下がっている。
バイトが遠退いたので、岬に入る。しかし、バイトはない。そして、再びメインエリアへ。しかし、ここもバイトはない。シャローも打ってみるかと、視認出来る岩の横にキャストすると、一発でバイト!これもキロアップ。その後、羽田野君がキロ弱を釣り、入れ替え。なんとか3kgを越えた。ここで移動を決断。下流方向へボートを進める。岬でやっと搾り出した魚は600gと予定外・・・。風に押されながら、なるべくバッテリーの消耗を抑えながら下ったのだが、水中島(祠のあること)に着いた時にはもう、エレキは瀕死・・・。仕方ないので、会場付近で腰をすえて狙うことに。その間、羽田野君も数尾追加するも入れ替えには及ばない。
沖の立ち木でビッグバイトらしきものを捉えるがラインブレイク。見えている立ち木はかわしたのだが、その横の見えない立ち木に触れたようだ。やはり、4lbというのは無理は出来ない。風が強いということでワンサイズ細いラインを入れたのだが、魚のサイズも考えればいつものように5lbで挑むべきだったと反省している。結局、その後はバイトもなく終了。
今回は目の前の状況にアジャストし切れなかった。バッテリーなどの装備の不備もあって、集中しきれてなかったのかもしれない。ベースをそろえてからの戦略がなく、だらだらと釣ってしまった。次戦ではもっと楽しい釣りができるようにプランを立てたいと思っている。
前回に引き続き、今回も5位と言う事でちょっぴり消化不良気味。それでも、年間成績はこれで暫定2位ということで、まずまずの滑り出しになったと思う。
<メインタックル>
ロッド:HV-601LS
リール:コンプレックスcl4 F4
ライン:パワーカーボン 4lb
リグ:フィリンプのダウンショット(2.7g) グリパンレッドFRK,ウォーターメロンブルFRK