結果から申しますと3位ということで、鬼門だった弥栄を切り抜けたという気持ちでいっぱいです。某団体でがんばっていたころは弥栄は得意だったのですが、PBTでは全くといって良いほど結果が出なかったので・・・。原因はやはり勝負に行き過ぎていたということでしょう。だって、一発2kgオーバーなんて魚がいるフールドですから勝負したくなっちゃうでしょ!?
プラの出来なかった今回は手堅くメインエリアを美和に決定した。それに天気は雨。そうなれば巻く展開が期待できるので、全体に浅い美和が釣りをしやすいのです。それに水深の関係で魚の数も多いと思っている。
スタート後、一直線にトナカイワンドへ。エレキを休ませるためにチョコチョコ寄り道をしたが、思っていたより反応がない。トナカイワンドの一番大きな岬からインレットに向って、ボルケーノⅡで流し始めた。すぐにバイトがあったが小さいで乗らなかった。「どうしたものか・・・?」と考えながら流していると「あ!今後ろにでかいのが付いてきてましたよ!」とパートナーの長岡君。反応はするようだが、食い入らないのか・・・?そこでディーパーレンジに変更。するとバイトは多くなったが一向に乗らない。今度はルアーをKUWASE SHAD D62SPに変える。すると釣れる・・・が小さい。どうも触ってくるのはこのサイズのようだ。要所ではジグヘッドのフィリンプも入れて、すぐにリミットメイク。長岡君もポロポロ釣っている。
橋脚でやっと430gが釣れる。対岸のレイダウンでKUWASEにミスバイト。「フォロー入れて!」と長岡君にネコリグを入れてもらうが、反応なし。そこでもう一度KUWASEを入れると一発で食ってきた。しかし、これもノンキー。
メインエリアと思っていた、橋脚奥のフラットでは流れている大きなスタンプで3連発。BIHADOU110で釣った魚のうち1匹が450gで入れ替え。このシャロー(1.5mほど)でサイトする予定だったが、全く魚も見えない(居ないのと濁り)そこで、インレットの奥の上がれる限界まで行き、さんざん投げたが、追ってくるのはニゴイのみ。どうもなにかが違う・・・。
もう一度、橋脚を狙っていたら、他のアングラーがキロ弱くらいの魚をキャッチ。やはりこの辺りでクルーズしているバスがいるようだ。また巻きまくったが、ベイトが絞れないのと、雨の影響で何か違う・・・。そこでインレットやドレインを中心に狙っていくが、やはりロリーばっかり。。。4mくらいに狙いを変えても、やっぱりロリー・・・。ふと対岸をみると他のアングラーがサイトでグッドサイズを釣っていた。やはり、浅いレンジで間違いないようだ。
そこで、テキサス(1/2oz)とネコリグに絞って、サイトをしながら流していく。テキサスはブッシュの奥やドレインの奥、ネコリグはその前など。そして、スピナーベイトで流しまくる。そんなこんなで行き詰まったので、トナカイワンド奥のインレットを攻めることに。ちなみにココは入ったこと無かったです。なので、それくらいの水深なのか普段がどうなのかわかりません。ただ、水の色とベイトが良さそうだったので、ちょっと時間を掛けてチェックしてみました。ドンつきまで行くともうガンジス川レベル(行ったこと無いけど)の濁り。でも、その流れの中でもベイトはいるし、鯉も登っている。なので、バスもその内順応するだろうと、タイミングを計って釣り込む。そして、シャローでバスを発見。
「あ、500gはあるね。」と言って素通り。「打たないんですか?」と長岡君。「あのバスは一度こっちを見たから、時間を置いて狙うよ。」そして、10分後のワンキャストで見事に食わせる!そして、バラシ・・・。これで釣ったらかっこよかったんだけど(涙)その後もサイトを中心に釣っていると、バスが寄り添うレイダウン(竹)を発見。これも目が合ったので、時間を置いてからアプローチ。「あ、小さい奴が(ルアーに)行った・・・。」と言ってスイープフッキング。するとレイダウンの中でバシャバシャ!!「あれ?思ったよりあるな・・・。」それからは巻かれたり、解いたり、引っ張られたり・・・で水中の絡んだバスをそのままハンドランディング。サイズは880gでまずまず。ルアーはエコギア ストレート5″(テキーラブルー)。とっても信頼の置けるカラーです。
また、このレイダウンに魚が入ってくるまで時間つぶしで他を打っていたら、沖に山崎/細本ペアを発見・・・・「あ、魚掛けた・・・なんだかでかそう・・・。(ばれろ!!by心の叫)」残念ながらキャッチされました(ちなみに1450gだったようで)。でも、狙っているものが違ったので、そんなにショックではなかったんですよ。自分たちが狙っている場所に射したバスの方がもっとデカイと思ってましたから。
そして、その流心の濁りの境目で長岡君のスコーンリグにヒット!サイズはなかなかです。ファイトを横目で見ながら「これなら抜ける!行け!!」とアドバイス。そして、魚を抜き揚げた。魚がデッキに落ちた時にルアーがポロッ・・・。危ない、危ない(汗)サイズは700gオーバーで、これで2000gは越えた。あとは1500gクラスを釣って、450gと入れ替えるだけ。でも、ここでちょっとした悩みがあった。それは、『1500クラスを入れないと山崎ペアを抜けないだろう。でも、今の順位は3位か4位だろう。ならば600gでも釣れば3位が確定するんじゃないか?』というものだった。結果としてこの読みはかなり的確だった。
そこで、もう1匹、600gクラスを釣って、からキッカーを狙いに行こうと、さっきのレイダウンを狙うと・・・ラインが走った。ゆっくりフッキングするとバスが跳ねる!「500gか・・600gか・・・そんなに大きく無いが、入れ替え確実!」と思ったときにフックオフ・・・。ジグヘッドワッキーのフックがワームに刺さってました。でも、これは自分が悪い。最初に釣ったバスはインチワッキーのコブラというフックサイズの大きなものを使っていました。でも、その魚でガードが取れちゃったので、ジグヘッドを交換。そこで何故か小さいフックのモデルと変えたんです。コブラは持ってたのに・・・。悔しかったので、通常のフックは試合後にmaki2さんに差し上げました。完全に私のミスです。長岡君ゴメンネ・・・。
その後はキッカーを狙いに行ったが全く釣れずにタイムアップでした。結果としてはバラシが無くても2位の2700gには届かなかったので3位は変わらなかったようですが、単独3位にはなれたようです。残念!なにより、自分の詰めの甘さがもたらしたミスなので、とても悔しかったのです。
最後にカバーに巻かれても負けなかったパワーカーボン5lb。そして、いたずらにバスを暴れさせない柔軟性が持ち味のHV601LS。この組み合わせは最高です。
<メインタックル>
ロッド:HV601LS
リール:コンプレックスF4 2500S
ライン:パワーカーボン5lb
リグ:ジグヘッドワッキー
ルアー:エコギア ストレート5″
ロッド:HB511LL
リール:コンクエスト50
ライン:X-TEX COBRA 14lb
ルアー:BIHADOU110
ロッド:RR680H
リール:メタニウムMG
ライン:T-6 14lb
リグ:テキサス 1/2oz
ルアー:エスケープツイン